1. トップページ
  2. 復興支援

岩手県すし組合について

復興支援絆寿司「雅」

岩手県復興支援“絆寿司”「雅」

復興は「雅」とともに

平成21年、地産地消が叫ばれる中、"「岩手の寿司・三陸すし三昧“雅”」が誕生しました。

岩手を訪れる観光客はもとより、ビジネスマン、又地元に住んでいる岩手の生活者の皆様にも、広く利用いただける、三陸の魚を使ったそんな寿司をつくろう!をコンセプトに生まれました。

当初はにぎり10貫・お椀をつけて2,000円(税別)、こだわりは五貫は三陸のもの、他五貫は親方の腕の見せ所、店のお勧めを入れての提供でした。

岩手・三陸海岸は世界3大漁場のひとつに数えられ、親潮、黒潮が交錯する魚種の多いエリアです。また、その旨さは格別でその新鮮な魚を使って作られた"雅"は人気を博しておりました。このすしは岩手のみならず、広く県外から岩手を訪れた皆さんに岩手を代表する"食"として提案、育て、供される運びとなっていたのです。


しかし2011年3月11日の震災で三陸からの魚の供給がとまり、今まで、在ってあたり前の三陸の魚での仕事が出来なくなりました。

三陸と我々すし業界の関係がこれほどまで深かったのかと目に見えない“絆”の強さ太さを殊更強く認識いたしました。

そのことから3.11以後岩手県すし組合ではいち早くこの「雅」を復興、復旧の中心を担う商品であると位置づけ{復興支援“絆“寿司「雅」}と改名いたしました。被災後暫くは“三陸の魚で“という当初の縛りは外し、北三陸、青森、北海道からの材料も同じ太平洋の魚として雅への弾力的使用を認める事といたしました。


浄土ヶ浜

最近は漸く三陸からの魚が供給されるようになり、当初ルールの雅が提供され始めました。特にも沿岸で提供される雅はその想いをしっかりと受け止めた素晴らしい寿司になっております。

沿岸を訪れた際には是非、HP掲載の組合加盟店で雅をご指名いただければと思います。

今後は復興支援“絆寿司“「雅」を切り口に、訪れる多くの皆様に、そして地元で生活する多くの皆様にご利用をいただけるよう、そして三陸の漁業者との縁を育みながら共に復興に尽力してまいります。


ページ上部へ